慢性炎症

炎症が長期間にわたって続いている状態です。組織に現れる細胞細胞や起きる現象に特徴的があります。
慢性炎症は次のような背景で生じます。

ある種の微生物の細胞内持続感染

例えば結核菌やある種の真菌(カビ)などによるものです。これらの微生物は一般に毒性が低く、遅延型アレルギー反応と呼ばれる免疫反応を引き起こし、
肉芽腫性炎症を起こします。

潜在的に毒性を有する物質の暴露

たとえば吸入されたケイ酸粒子(肺に慢性炎症反応を引き起こします)などや、内在性のものとしては慢性的に増加した血症脂質(粥状硬化とよばれる動脈硬化を引き起こします)などがあります。


自己免疫

この場合、自己の抗原が組織に対して免疫反応を起こします。反応を引き起こしていると推定される自己抗原は、ほとんど常に更新されているため、永続的に免疫反応が起こることになります。(例えば関節リウマチなど)。


また、血管の変化や浮腫および炎症細胞浸潤(主に好中球)が主体の急性炎症とは対照的に、慢性炎症は上の表で示してあるような特徴を持ちます。
・・・慢性炎症時に見られる細胞

炎症TOPへもどる