抗菌薬の届け出と連絡

当院が算定している感染対策防止加算の要件では、感染制御チームの業務として「バンコマイシン等の抗MRSA薬及び広域抗菌薬等の使用に際して届出制等をとり、投与量、投与期間の把握を行い、臨床上問題となると判断した場合には、投与方法の適正化をはかる」ことが求められている。

当院では2011年より当院では使用実態の把握と適正使用推進のため、抗MRSA薬、広域抗菌薬に対し届け出制を導入し、また20135月より感染制御部門で使用状況をさらに的確に把握し抗菌薬適正使用につなげるため、届け出用紙の変更を行った。

処方に届け出が必要なもの

注射剤:カルバペネム系薬、ゾシン、抗MRSA薬(ザイボックス、ダプトマイシンを含む)

内服剤:ザイボックスバンコマイシン散(201435日より開始)

届出方法とICTへ連絡

1)  上記薬剤処方時に、画面に届出が必要であることが表示される。

2)  医師は、初回処方時に、電子カルテのe-kanja記録で、文書テンプレートより使用届を入力する。病名入力、使用理由をクリックする。また使用理由により血液培養の実施・未実施などの項目を設けている。1週間以上の間隔で再開する場合も記載)

格納フォルダ「共通」「抗菌薬届出」「抗MRSA薬届出」「広域抗菌薬届出」「バンコマイシン散届出」

3)  薬剤部は、上記薬剤の処方があったら、カルテの届出用紙の記載を確認したのちに払い出す。その後、届出用紙を印刷の上保管する。

4)  感染制御部門は、処方患者のカルテから、使用が適正かどうかを検討し、必要に応じて助言・指導を行う。

長期使用(2週間以上)の際に薬剤部からICTにメールで患者名とIDを報告するもの

  バンコマイシン(バンコマイシン) (注射・内服)

  テイコプラニン(テイコプラニン)

  アルベカシン(ハベカシン)

  リネゾリド(ザイボックス)

  ダプトマイシン(キュビシン)

  カルバペネム系薬

  ニューキノロン注射薬

  ゾシン

MRSA薬の使用届

広域抗菌薬の使用届

バンコマイシン散の使用届