第2回 日本難病ネットワーク学会学術集会 会長 福永秀敏

今後の難病医療の将来を、そして、いかにして有機的なネットワークの形成していくべきか。

このたび第2回学術集会を、平成26年11月14(金)、15(土)の両日、かごしま県民交流センター(鹿児島市)で開催することになりました。そこでご挨拶とご案内をさせていただきます。

本学会発足の歴史をたどってみますと、第1回のご挨拶文にも触れられておりますように、全国に先駆けて医療ネットワーク事業に取り組まれた福岡県難病医療連絡協議会(会長 九州大学大学院医学研究院神経内科教授 吉良潤一)が、事業の推進役となった難病医療専門員の情報交換と経験の共有化を目的に、平成11年に開催した「中国・四国・九州難病医療専門員研修会」に始まります。
平成16年には、全国の医療・保健師、難病医療専門員が参加し、横のつながりを持って医療・療養環境の向上の在り方を検討する「日本難病医療ネットワーク研究会」が九州大学医学部百年講堂で開催され、私は幸運にも特別講演の機会を与えられました。そして毎年の研究会での成果を踏まえながら、一昨年の札幌市での第9回研究会で、職種や所属の枠を超えて難病の課題を検討し、医療とケア体制の向上を図ることを目的に、「日本難病医療ネットワーク学会」が設立されました。
第1回の記念すべき学術集会は、望月会長、狭間副会長のもと、大阪市中央公会堂で650名の参加者を集めて盛大に挙行されました。

さて日本の難病医療の歴史を紐解きますと、1972年の「難病対策要綱」に始まり、その時々改革を繰り返しながら40年が経過しました。世界でも類を見ない難病医療対策といわれてきましたが、さまざまな問題点も指摘されるようになり、今般「難病新法」として法制化を目指して大きな制度改革が行われようとしております。そこで、今回の学会のテーマを「難病医療 ~難病新法と地域からの視点~」とさせていただきました。

鹿児島は145年ほど前に、幕藩体制を打破し明治維新を成し遂げる原動力ともなった雄藩の一つです。今後の難病医療の将来を、そしていかにして有機的なネットワークを形成していくべきかを論じるには、格好の場所を提供できると思います。さまざまな組織、さまざまな職種、さまざまな考え方の人が一堂に集まり、難病で悩む一人一人の患者さんが安心して医療や看護、介護を受けられるようにするにはどうすればいいか、みんなで自由闊達な意見を出し合いたいと思います。

鹿児島県は観光立県であり、至る所で素晴らしい温泉とおいしい料理を提供できます。また人情は温かく、おもてなしの心で多くの皆さんの来鹿を心待ちしております。


第2回日本難病ネットワーク学会学術集会

会長  福永 秀敏(公益社団法人鹿児島共済会、鹿児島県難病・相談支援センター)
副会長 髙嶋 博(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 神経内科・老年病学)

  • 第2回日本難病医療ネットワーク学会学術集会 home
  • 会長挨拶
  • 開催概要
  • プログラム
  • 演題募集
  • 事前参加登録
  • 参加者の皆様へ
  • 会場案内
  • リンク
  • お問い合わせ

このページのTOPへ