ご挨拶

第31回医療情報学連合大会 開催にあたって

このたび第31回医療情報学連合大会を鹿児島の地で開催させていただけますことは、誠に光栄に存じますとともに、責任の大きさを痛感しております。
九州は時あたかも九州新幹線の全面開通で活気づいております。「九州はひとつ」という言葉の下に九州人の熱い思いが結実して、新たな発展の歴史が始まりそうです。本連合大会につきましても、日本医療情報学会九州・沖縄支部会の全面的な協力により開催する運びとなりました。

本会のメインテーマを、「医療の情報維新はさつまから」と掲げさせていただきました。
かつての明治維新を起こした薩摩の先人達の知恵と勇気を思い起こしながら、新しい時代を担う医療ICTについて、さまざまな切り口で学びを深め、本会が更なる情報発信となることを願っております。
鹿児島の古くからの教えに「泣こかい、跳ぼかい、泣こよっかひっ跳べ」という諺があります。「果敢に立ち向かいなさい」という意味です。21世紀の医療は、「患者の視点に立って、患者のための医療供給体制の改革」を基本的な考え方としています。具体的には、患者等への医療に関する情報提供の推進、医療計画制度の見直し等を通じた医療機能の分化・連携の推進、医療従事者の資質向上等を通じた医療安全対策の推進などをその内容としています。 限られた医療資源の効率的な活用には医療ICTの推進が不可欠であり、その推進者である私たちが、時には制度を、時には国をも動かす取り組みに果敢に挑戦していく必要があります。

さて、本会を開催する時期は11月の下旬ではございますが、鹿児島の温暖な気候ゆえ、まだまだ暖かい好季節です。学会の合間に桜島の雄大な眺めを楽しんでいただいたり、少し足を延ばしていただくと、世界遺産でもある屋久島の豊かな自然を満喫していただけたりと観光にも事欠きません。また、焼酎、黒豚しゃぶしゃぶなど、美味いもの、珍しいものなどたくさんご堪能いただけます。是非、全面開通した九州新幹線をご利用いただきまして、鹿児島で初めて開催される連合大会にご参加賜りますよう、お願い申し上げます。

 

第31回医療情報学連合大会  
(第12回日本医療情報学会学術大会)
大会長 熊本 一朗
鹿児島大学病院 病院長

 

このページのTOPへ