退院支援に関する勉強会を実施しました。

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入院患者の年齢層が年々高くなっている。
認知症の患者の増加や、介護者も居ない独居、施設の患者も増えている。
既往歴もある方が多く、入院期間が長期化しやすい状況である。
また受け皿である病院の減少している現状にある。今まで以上に退院支援を進めていかなければならない。

今回そのような状況の中で病棟スタッフに対して退院支援に関する勉強会を実施した。
自宅に居る方が認知症の悪化も無く、高齢者の筋力低下もなく、病院に居る時より元気に過ごされている。
長い人生の中で入院は一時的に過ごす時間、場所である。住み慣れた地域で、自分らしく元気に過ごす時間を減らさないためにも、入院以前の状況から退院後までのことを踏まえた支援の検討が必要である。
情報を得て何が退院するために問題となるのかをスクリーニングし、カンファレンスの実施、計画書の入力が必要になってくる。
患者本人の大切にしていること、治療に対する希望、どこに帰りたいのか、必要時はどこで最後を迎えたいのかを確認し、本人の意思決定を支援することが大切であることを伝えることができた。

病棟で勉強会を受けた看護師からは、「15分という短い時間だったが、スライドでわかりやすく今後の超高齢社会について理解し、ますます退院支援が必要となってくることを実感することができた。
勤務の中で退院支援カンファレンスをじっくり座って話し合うことが難しい中、スタッフも患者さんのために情報を収集し、退院支援できるようがんばっているが、まだまだ情報が足りないため、短い入院の中でもしっかり関わって支援を行っていきたいと思う」という意見を貰うことができた。
なぜ退院支援をしなければならないのか、どういった情報が必要なのかを学習の中より少しずつ私たちは理解することができ、今回の情報提供につなげることができたと考える。
まだまだ未熟ではあるが、今後の学習も深めていきながら、患者支援につなげていきたいと考える。

アドバンスコース2期生  東 奈緒美・馬場 美那子