実務研修ステップⅡを終えて

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毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
3月末にさつま訪問看護ステーションにて実務研修ステップⅡを終えました!

今回の研修で出会った療養者さんの担当者会議参加させていただいたときに印象に残った場面がありました!
70歳代男性。S状結腸がんを発症し、治療をしてきましたが肝・肺転移出現。
今後の治療方針としてはBSCとなり、在宅での看取りを含めた療養を希望され、訪問看護、福祉用具の導入となり、初めての担当者会議が行われたたときのことです。

電動ベッドを導入した為、看護師が「ベッドの使い勝手はどうですか?」と問うと「いいよ。自分で起きれるし。こんひと(妻)の手も借りなくてすむからね」と話されました。
私は、ギャッジアップ機能のあるベッドの導入は、本人の身体的な負担や家族の介護負担の軽減だけではなく、「自分で起き上がることができる」「誰かの手をかりずにすむ」という家族の手をかりている、迷惑をかけているという家族に対する申し訳なさなど、本人の精神的な苦痛の緩和にもつながると思いました。

療養者の生活を支える上では、福祉用具1つ導入するだけでも、身体的・精神的苦痛の緩和がはかれ、自己効力感を高めることにつながると思います。
対象の残存機能を踏まえて、どのようなサービスや資源の導入が必要なのかをアセスメントして、他職種間で情報共有していく必要を感じました。
病院でしか働いたことのないので、福祉用具など在宅療養環境を整える為の知識が未熟な私ですが、少しずつ研修を通して学んでいけたらいいなと思います。

アドバンスコース第1期生 實 真理子