実務研修ステップⅡを終えて

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
3月末にさつま訪問看護ステーションにて実務研修ステップⅡを終えました!

今回の研修で出会った療養者さんの担当者会議参加させていただいたときに印象に残った場面がありました!
70歳代男性。S状結腸がんを発症し、治療をしてきましたが肝・肺転移出現。
今後の治療方針としてはBSCとなり、在宅での看取りを含めた療養を希望され、訪問看護、福祉用具の導入となり、初めての担当者会議が行われたたときのことです。

電動ベッドを導入した為、看護師が「ベッドの使い勝手はどうですか?」と問うと「いいよ。自分で起きれるし。こんひと(妻)の手も借りなくてすむからね」と話されました。
私は、ギャッジアップ機能のあるベッドの導入は、本人の身体的な負担や家族の介護負担の軽減だけではなく、「自分で起き上がることができる」「誰かの手をかりずにすむ」という家族の手をかりている、迷惑をかけているという家族に対する申し訳なさなど、本人の精神的な苦痛の緩和にもつながると思いました。

療養者の生活を支える上では、福祉用具1つ導入するだけでも、身体的・精神的苦痛の緩和がはかれ、自己効力感を高めることにつながると思います。
対象の残存機能を踏まえて、どのようなサービスや資源の導入が必要なのかをアセスメントして、他職種間で情報共有していく必要を感じました。
病院でしか働いたことのないので、福祉用具など在宅療養環境を整える為の知識が未熟な私ですが、少しずつ研修を通して学んでいけたらいいなと思います。

アドバンスコース第1期生 實 真理子

テーマ:『つなぐ!』

春の日差しが心地よくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日3月31日に「第1回履修生交流会」が開催されましたので、その時の様子について少しだけですがお話しさせていただきたいと思います。
現在、本プログラムには、アドバンスコース1期生22名、2期生17名、ベーシンクコース1期生8名の計47名が在籍していますが、これまで、お互いの学びや活動を共有する機会が少ないのが現状でした。しかし、今回、先生方のご提案により17名の履修生が参加し、それぞれの学びや想い、活動内容を発表することができました。
講義や実習など同じ学習体験をしているはずなのですが、個々の感性によって学びや捉え方には特徴があり、発表もユーモアあふれるものばかりでした。
しかし、その根底にあるのは同じで、「その人らしさを支えたい」「もっとこうしたい」という強い想いであり、誰もがこのプログラムに参加できたことに喜びを感じられているように思いました。

私達は、課題解決型高度医療人材育成プログラムを履修する一員として、地域での暮らしを支えるためにリーダー的役割を担っていくことが求められます。
それぞれの置かれた場所で、何を求められているのか、何が出来るのかを考え、このプログラムで学んだことを活かしていくことが私たちの大きなミッションだと思います。しかし、それらをプログラムに参加していない人と共有したり、発信することは、とても難しいことでもあると思います。
ただ、私たちは一人ではありません。同じ学びをした上で語り合い、その内容を発展できる仲間がいます。
今回の発表を聞き、また、それぞれが様々な課題を持ち取り組んでいる姿を見て、もっと自分もこうしたい、これならできるのではないか、自分もやってみよう、など前向きに捉えられ、本当に刺激し合える存在だなぁと思いました。
私たちが学んだことや悩みを、同じ仲間と共有し、それをそれぞれの場(部署)で上司や同僚を巻き込み共有し、組織として繋ぎ、そしてそれを対象やそのご家族へ還元する。そうやって、各々が手を取り合い、力を合わせれば、地域での暮らしを支えることに少なからず繋がるのではないかと思いました。

仕事をしながら講義を受け、レポートやテストを行い、実習に行くことは、確かに安易なことではありせんでした。
「もう、ギブアップしようかな…。」と考えることもありました。しかし、看護経験を積み本プログラムに参加しているからこそ、学び取れるもの、感じられることも多くあり、そして自分の看護をもう一度見直すことが出来たのは、私達の看護人生の宝だと思います。
また、創設者の方々が深い思いを持ち、寝食削ってこのプログラムを立ち上げてくださったからこそ、何かの役に立てればと、これからの励みにもなりました。

これからの私達のテーマは『つなぐ』だと思います。私達2人も多くのことを感じていますがまだまだ実践にはほんの一握りしか至っておりません。残り2年、最後まで頑張って、少しでも対象のために、ひいては自分たちの未来のために!?何かできることを探して取り組んでいこうと思います。また、皆様にお会いできることを楽しみにしています。

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アドバンスコース2期生 里 恵理子・永田 恵里

退院支援に関する勉強会を実施しました。

入院患者の年齢層が年々高くなっている。
認知症の患者の増加や、介護者も居ない独居、施設の患者も増えている。
既往歴もある方が多く、入院期間が長期化しやすい状況である。
また受け皿である病院の減少している現状にある。今まで以上に退院支援を進めていかなければならない。

今回そのような状況の中で病棟スタッフに対して退院支援に関する勉強会を実施した。
自宅に居る方が認知症の悪化も無く、高齢者の筋力低下もなく、病院に居る時より元気に過ごされている。
長い人生の中で入院は一時的に過ごす時間、場所である。住み慣れた地域で、自分らしく元気に過ごす時間を減らさないためにも、入院以前の状況から退院後までのことを踏まえた支援の検討が必要である。
情報を得て何が退院するために問題となるのかをスクリーニングし、カンファレンスの実施、計画書の入力が必要になってくる。
患者本人の大切にしていること、治療に対する希望、どこに帰りたいのか、必要時はどこで最後を迎えたいのかを確認し、本人の意思決定を支援することが大切であることを伝えることができた。

病棟で勉強会を受けた看護師からは、「15分という短い時間だったが、スライドでわかりやすく今後の超高齢社会について理解し、ますます退院支援が必要となってくることを実感することができた。
勤務の中で退院支援カンファレンスをじっくり座って話し合うことが難しい中、スタッフも患者さんのために情報を収集し、退院支援できるようがんばっているが、まだまだ情報が足りないため、短い入院の中でもしっかり関わって支援を行っていきたいと思う」という意見を貰うことができた。
なぜ退院支援をしなければならないのか、どういった情報が必要なのかを学習の中より少しずつ私たちは理解することができ、今回の情報提供につなげることができたと考える。
まだまだ未熟ではあるが、今後の学習も深めていきながら、患者支援につなげていきたいと考える。

アドバンスコース2期生  東 奈緒美・馬場 美那子

いよいよ最終学年!?

本年度もそろそろ終わりに近づいております。皆さま如何お過ごしでしょうか?
来年度はいよいよ私たち一期生も最終学年を迎えることとなりますが、実習・eラーニングによる学習は順調に進んでいますか?

私は学生時代から、家で勉強ができず、図書館や学校に行って勉強していました。
良く言えば、家に仕事は持ち込まない!と言いますか、その習慣はいまも続いており、仕事の課題や看護研究も職場か図書館に出向いて行っています。

とはいえ、パソコンが無いと仕事もこなせない現代。ワードやエクセルだけではなく、検索できる環境も必要ですよね。

最近の図書館はWifiスポットを設置している図書館もあります(残念ながら鹿児島市内より、地方の方が設置していたりしますが・・・)。
鹿児島大学附属図書館・桜が丘分館は図書館利用票をカウンターで受付をすれば学外者の図書貸し出しの利用や、Wifiも使用できるようになっています。
スターバックスコーヒーでPCを持ち込んでのお仕事もいいですが、時間があるときは、学生に交じって図書館でお仕事するのは如何ですか?



アドバンスコース1期生 和田武子

患者教育の勉強会をしてみました

プレステップ実習を終えてから2期生の中で呪文のようにつぶやかれている『アウトプットが難しい』という言葉…。
島嶼の実習に参加して大学生に戻ったようにレポートを書くことで、自分の看護を振り返り、そして自分の看護の出来てなさに残念な思いになりながら、対象の想いを尊重する大切さや看護の実践的方法論を少しずつですが学んできました。
それを病棟のスタッフにも伝えていきたいと思いつつ、伝えるって難しいと思ってしまいなかなか実践が出来ていませんでした。

『アウトプットを』という先生たちの言葉に背中を押され、先日心不全患者の教育をテーマに援助関係論やABC理論を交えながら勉強会をしてみました。
わかった気になっていても、人に伝えようと思うと改めて理解できていないことに気づき、理論を実践と結びつける難しさもあり、勉強会をすることで自分自身の学習を深めることができたと思います。
今回の勉強会の内容が少しでもスタッフの看護の役に立って、患者さんの生活を支えることに繋がればと思います。そしてスタッフから口ばっかりと言われないように私自身も看護実践を頑張りたいと思います!

アドバンスコース2期生 児玉和代