医員(研修医)、医局員募集

鹿児島大学小児外科はこどもたちのために一緒に頑張ってくれる若い力を求めています。出身校、出身地は問いません。東京出身で東京の大学を出て鹿児島で力を発揮している人もいます。

平成16年から卒後研修の義務化が始まります。ある程度将来の進路を希望して、研修に入ることも可能です。従来のように即入局ローテーションは難しくなるかもしれませんが、小児外科で一緒に働いてくれる方を求めています。

鹿児島大学小児外科は従来から初期研修を重要視し、小児外科に将来進むのに必要とされる診療科での研修を進めてきました。2年間の初期研修は我々の今までの方針に違うことはありません。

卒後研修に入る前にある程度進路を定めてから卒後研修を行うのも良いですし、2年間の研修の後に将来の専門性として小児外科を選ぶことも可能です。どこで、研修をしたかは問いません。小児外科をやってみたい、ただそれだけで十分です。

小児外科の研修をやってなかった方には3年目は大学病院で小児外科を研修した後、一般外科の研修をしてもらいます。一般外科の研修は将来小児外科の専門医となったときに必要な基本的な手術手技を学ぶものです。実際に手術が出きる場所を研修病院として確保しています。

鹿児島大学は人口180万の地域をカバーしています。人口は東京都などに比べると少ないですが、小児外科専門施設は鹿児島大学と鹿児島市立病院しかありませんので、この2施設に県内の全ての主要疾患が集まってきます。症例数、その種類は関東の病院にもひけはとりません。また、小児外科の腫瘍疾患を治療するのはこの2施設で十分ですが、周辺地区でそけいヘルニア、虫垂炎などの疾患を診療し、かつ小児科医、外科医とともに働くいわゆる2次病院の小児外科医も求められています。さらに、隣県である、宮崎県にも足がかりを広げようと努力しています。

また、研究も少しづつですが軌道に乗ってきました。今までに小児がんの基礎的研究(腎芽腫におけるMK発現、神経芽腫のカドヘリン研究、薬剤耐性の研究など)、消化管運動機能に関する研究(静脈栄養と腸管・胆嚢運動)、先天異常の研究(アドリアマイシン投与による奇形発生のメカニズム)、再生医療(腸管再生)の研究などの基礎的研究と臨床症例を対象にした臨床研究を行っています。

是非、私たちと一緒に子供のための医療を作り上げてゆきませんか?研修医のみでなく、研修は終えたけれども小児外科に興味をお持ちの方も大歓迎です。

いつでも質問にお答えします。見学はいつでも大歓迎です。電話、FAX、メール何でも結構です。連絡をお待ちしております。

(文責:高松、2002年9月20日)