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胸部グループ

主に手術不能な肺癌の診療にあたっています。呼吸器内科や外科も化学療法を積極的にやっていることもあり、放射線科では化学療法と放射線治療の併用療法の患者さんが主となっています。実際の初期治療におけるプロトコールは非小細胞癌ではTaxol+CBDCAに放射線を加え、
| day |
1 |
8 |
・・・ |
63 |
| Taxol 45mg/m2(= mg) |
※ |
※ |
・・・ |
※ |
| CBDCA AUC 2(= mg) |
※ |
※ |
・・・ |
※ |
| RT 1.8〜2.0 Gy/fr, 5fr/w |
Day1〜(60〜65Gy目標) |
という形で行っています。
一方小細胞癌ではCDDPにCPT-11や昔ながらのVP-16を使用し、状況に応じて放射線治療を併用して行っています。
| day |
1 |
2 |
3 |
4 |
〜 |
28 |
| VP-16 100mg/m2(= mg) |
※ |
※ |
※ |
休 |
〜 |
休 |
| CDDP 80mg/m2(= mg) |
※ |
休 |
休 |
休 |
〜 |
休 |
| day |
1 |
8 |
15 |
22 |
| CPT-11 60mg/m2(= mg) |
※ |
※ |
※ |
休 |
| CDDP 60mg/m2(= mg) |
※ |
休 |
休 |
休 |
これらを放射線科に入院し、前述の治療を約2ヶ月かけて行った後、全身状態や抗腫瘍効果に応じて、紹介医や関連施設、あるいは外来的に化学療法を追加しています。
最近の傾向として、イレッサやジェムザール、ナベルビン、タキソテール、TS-1といった新規抗癌剤を用いる様になって、全体に骨髄抑制が強く、赤血球だけでなく血小板まで輸血が必要になることがあります。間質性肺炎にも十分注意が必要です。一方、全身状態の良い患者さんであれば、80歳台の患者さんにも治療するようになり、その数は増えています。
今回の厚生労働省が出している『第3次対がん10ヶ年総合戦略』の中にも、がん医療の「均てん化」ということを上げており、[1]がん診療拠点病院の整備、[2]がん専門医の育成、をテーマとしております。鹿児島の肺癌医療についても、マンパワーが十分でない状況で、医療の近てん化・標準化を目指していく必要があります。このHPを見てくださった先生方と協力体制を築く上でも、このHPが活用され、その手助けの一旦になることを希望します。
【放射線科に御紹介いただく際】
胸部グループに新患を御紹介いただく際は、基本的に火曜・木曜の午前中(8:30-11:30)にお願いします。緊急などの際は、事前に昼間なら外来(099-258-5880)、休日夜間なら病棟(099-275-5873)にまでお電話下さい。
外来医が治療の適応を判断し、入院予約の形をとらせて頂きますが、適応決定に苦渋する際はカンファ後に返答させていただくこともございます。なるべく早期に入院の形を取りたいのですが、限られたベッド数・マンパワーであります関係上、しばらく入院待ち頂いたり、同等の治療の提供できる関連病院で治療をお願いしたりすることがある点はご理解下さい。
当院入院治療後は、基本的に紹介医と当科とでfollowしていく形とさせていただいています。大学病院の性質上、フットワークが悪かったり、あるいは地理的な問題もあったりします。ご迷惑をお掛けしたり、ご協力をお願いしたりすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
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