PT・OT実技講習会

過去の参加者感想:


H23年度PT, OT実技講習に参加して

作業療法士

 川平法については、初版が出版された2006年に講習会に参加し、その後、臨床で理論に基づき、習得したいくつかの上肢のパターンを中心に応用してきました。1回の講習会参加だけでは、全体像を把握することと一部の促通手技を習得するだけで、治療技術の質を高めるところまでは到達しませんでした。今回、川平法の実技研修の他に霧島リハビリテーションセンター全体の臨床場面を見学させて頂くことができるということで、1週間の研修に参加いたしました。
 研修では、霧島リハビリテーションセンターで行われている、新患カンファレンスや装具診、勉強会などに参加させて頂きました。新患カンファレンスでは担当の医師が一症例ずつ、問題点やリスク、機能的な予後や生活に向けてのゴール設定などをまとめ、さらにディスカッションしながらカンファレンスを行う場面が印象的でした。患者様を取り巻く情報が整理されて、チームでの重要課題をより共有できるシステムでした。リハビリテーション室では担当の医師による治療場面も見学することができ、担当医師・担当PT・OTが交互に治療を展開している場面がとても効果的であり、大変意味のあることと実感しました。
 川平法の実技講習では、基本的なパターンを担当セラピストの先生に指導して頂き、また川平教授による実技指導も頻回に行って頂きました。週の前半では促通手技を指導して頂いても、なかなかそれを実際行うことは難しい状態でした。週の後半になり実際の患者様とやりとりをしながら少しずつ促通手技の質を高めることができたのが貴重な経験でした。中には日ごとに機能的な改善をされる方もおり、治療環境と技術の高さの重要性を理解することができました。
 また、TENS(経皮的末梢神経電気刺激)併用の川平法についても指導して頂き、TENS併用の場合、促通手技を行ったときの反応の差が大きく随意運動が出現しない段階からの川平法の介入が可能になっていました。
 研修全体を通してあらためて、治療環境と治療技術の質の高さが治療効果に影響すると実感しました。麻痺の状態によっては機能回復に時間がかかりますが、回復の可能性を最大限に広げるべく治療環境を整えることは重要です。常日頃、もっと治療時間があったら、もっと自主練習の場面を増やせればと感じていたことが、霧島リハビリテーションセンターでは日常的に行われており、さらなる治療環境の改善を目指しているということでした。
 研修会に参加するまでは、とても不安でしたが、研修を受けた結果、川平法に関する臨床的な疑問の多くが解決し、促通手技の実技講習だけではなく、これからのリハビリテーションの方向性を考える有用な機会となりました。丁寧な日々の反応の分析とそれの積み重ね、もっとできることはないのか?と常に探究する姿勢を学びました。他施設での1週間の研修は、はじめてでしたが自分の臨床を振り返る1週間でもあり、とても充実した研修になりました。
 川平教授をはじめ、多くのスタッフの方々に丁寧にご指導いただきましてありがとうございました。この研修で身につけた技術をより高め、臨床で活用していきたいと考えております。


H22年度PT, OT実技講習に参加して

理学療法士

私は1週間研修を受けさせてもらいました。

川平法については本を持っていただけで、講習会等に参加したことはありませんでした。そのため前半は川平法を教わりながら覚え、後半から患者さんに実践させていただきました。
それでも川平先生をはじめスタッフの方が親切に指導してくださるので困ることはありませんでしたが、まずは地域で行われている川平法の講習会に参加して、基本的なパターンを少しでも身につけてから、研修に参加していたら、早いうちから患者さんへのリハビリを
させてもらうことができたと思うので、麻痺のレベルに応じたさらに効果的な川平法の実践について、もっと深く学べたのではないかと思いました。

霧島リハビリテーションセンターは、川平法を用いて、健常者だけでなく、実際に麻痺のある患者さんに対してリハビリの研修をさせてもらうことができること、いろいろな研究をされていて、新しい考え方や一般の施設にないような機器を、間近で見聞きできることで、
いろいろな刺激をもらうことができることがよかったと思いました。さらに川平先生から直接リハビリに対する考え方などを聞くことができ、学べることが多いことなど、人的、物理的共にとても魅力的な場所でした。

研修に参加してリハビリテーション分野の可能性や楽しみを再発見できて、有意義な1週間を過ごすことができました。どうもありがとうございました。

理学療法士

 今回、1週間という短い期間の中で川平法の基本的な技術習得を目的に参加させていただきましたが、実技研修はもちろんのことセンター内で実施している勉強会などにも多く参加させて頂く機会もあり、川平法だけでなく、他施設の業務の流れを実際に体験することができたことに関しても、自分にとってとても有意義な研修でした。
 研修に参加させていただく以前は、書籍を参考にしながら日々の臨床場面で患者様に実施していたものが、実際に学ばせていただくと自分の手技がいかに不十分で未熟であったかを感じることがほとんどでした。しかし、川平教授をはじめリハビリテーション科の先生方の熱心で手厚いご指導をいただき、実際の患者様に実施させていただくことで、まだまだ未熟な点はあるものの、日に日に自分のものとして吸収できているという手応えを感じました。また、個人的に振動刺激や眼球運動障害に対する促通法にも興味があり、考え方やアプローチについても学ぶことができ、川平法と合わせて患者様に還元していきたいと思います。 
 先生方には、失礼な点やご迷惑をお掛けしたことも多々あったかと思いますが、機会がありました再び研修をさせていただければと思います。本当にありがとうございました。


 

H21年PTOT実技講習に参加して

 

作業療法士

 今回研修させていただいた研修は、今までの自分自身の治療に対する考え方や麻痺そのものの捉え方を変化させられる貴重な経験となりました。
 これまで、私はモビライゼーションやストレッチ、関節可動域運動などにより、筋を促通するための「準備をすること」に時間を要していました。
しかし、川平法では、「セラピストが他動運動を施し、患者様はただそれをじっと寝て見ている」などという時間は全くなく、常に自動運動を伴った促通を行っていました。
 初日にその光景を見たときには、筋緊張が亢進しすぎないのだろうか、過剰努力にならないのだろうかと感じていましたが、実際に患者様を触らせていただい際、通常高くなりやすい大胸筋や、上肢屈筋群が運動直後であるにも関わらず、すでに準備されている状態となっていました。研修期間中、初めは患者様の適切な促通の方法が掴めず、筋緊張が過剰に亢進させてしまうことも度々ありましたたが、ほぼ毎日、川平教授から実技練習をしていただき、またリハスタッフからのアドバイスをいただく中で、少しずつではありますが、患者様の反応が理解できるようになり、まだまだ不十分なところはありますが、かなり充実感のある研修であったと思います。
 また、今まで上肢の促通手技は、中枢部分の促通方法は研修会でも受ける機会が多かったですが、末梢部分に対する治療手技を教わることがあまりなく、実際自分自身も末梢に関しては特に試行錯誤しながら行っている状態であした。川平法では、末梢の各指ごとの促通法までもが確立しており、今回本当に自分の治療展開の幅を広げる機会になったと思います。
 現在、研修を終えたばかりで、自分の患者様対してはきちんと反映できるだろうか、霧島リハとの治療時間が違う点、外来リハとしての関わり方など、不安な点も多々ありますが、今回の貴重な経験を決して無駄にしないよう、研修をしっかり活かして患者様と接し、研修期間中、フォローをしてくれたリハスタッフに対しても、伝達講習を開いていきたいと思います。


理学療法士

 川平法の技術習得を目的に参加したのですが、実際、センター内で実施している勉強会などにも多く参加させて頂く機会もあり、川平法だけでなく、リハビリテーションがどのようにあるべきなのかと言う所も再度検討することが出来ました。
 研修を開始し、川平法の講習を受け、その後実際の患者様に促通訓練として参加させていただいたのですが、麻痺があり、筋緊張が亢進している上下肢に実践するのは難しく、自分の体力の無さや技術の未熟さを痛感しました。しかし、先生方の丁寧な指導や講習により、自分なりに理解していくことができました。まだまだ患者様の治療を行う上で十分な技術には至りませんでしたが、今後、患者様の訓練に川平法を導入し、実践していく中で、更なる理解を深めていきたいと思います。また実際に患者様と接することにより、川平法の促通手技がどのような影響をもたらしているのか、麻痺の回復において有用性を実感することができました。今までの片麻痺の患者様の理学療法を実施する上で促通手技が漠然としており、麻痺に対するアプローチが不十分であり、残存機能を利用し、ADL向上へと継げていたケースも多く、患者様に十分な理学療法を提供できていなかったように思います。
 また患者様がリハビリ室に滞在している時間の長さにも驚き、スタッフ、患者様ともに回復に対する意欲・熱意が感じられ、病室においても臥床している患者様はほとんどおらず、患者様の活動性の高さにも驚きました。やはり、セラピストとの訓練時間だけがリハビリではなく、患者様がどう自主的に活動していけるか、そのためにセラピストは何を患者様に提供していかなければならないのかを再検討して、今後の患者様との関わりの中に活かしていかなければならないと思いました。


H20年PTOT実技講習に参加して

作業療法士

先日は2週間もの研修誠にありがとうございました。私はまだ1年目の作業療法士で、まだまだわからないことばかりの中、霧島リハビリテーションセンターにて沢山のことを学ばせていただきました。
基本的には1週間の研修ということだったのですが、要相談にて2週間の研修を許可していただきました。今まで様々な研修に参加はしていたのですが、1、2日ではなかなか習得することができないのが現状でした。
川平法もまた、すぐに覚えることができず私は2週間研修させてもらえてやっと形ができたような?という感じになりました。
研修がどのように行われるのか分からずに参加したのですが、一番驚いたことは川平教授自らが研修生に指導していただけるということでした。リハビリ時間においてもリハビリ室に教授が来られる回数、時間がとても多いことにも驚きました。加えて、DRの先生方、セラピストの先生方の患者様をよくしよう!リハビリをよくしようという気持ちがひしひしと伝わってくる病院でした。
霧島リハビリテーションセンターに入院されている患者様のリハビリに対する意識も高く、ベッドに寝ている患者様は日中ほとんどおられず、常にリハビリをされていたり足湯につかりにいかれたりする姿が印象的です。みなさん、
−ここにきて全くうごかなかった手が動くようになった。−
−ほとんど介護がないとできないことばかりだったのに、自分でできることが増えた。−
−待ってここに入院することができてよかった。あきらめなくてよかった。−
という言葉を聞き、こんな病院で働ければとても素敵だなぁと本当に思いました。
わからないことばかりで、先生方にもたくさん迷惑をかけたと思いますが丁寧に親切に教えていただきありがとうございました。これからは勉強とともに、経験をつみまたそちらで研修させていただきたいと思います。


理学療法士

 今回、川平教授が考案された川平法の習得の為に1週間研修をさせて頂きました。

何度か当院で講義・実技の研修会をして頂きましたが、今回改めて霧島リハビリテーション病院に行かせて頂きより一層学ぶ事が出来ました。

研修の間に、川平教授から直接講義・実技をして頂き個別での指導もして頂きました。

初めはとても緊張してしまいあまり質問をすることが出来ませんでしたが、大変丁寧に且つ詳細に教えて頂いたので時間の経過と共に研修にも慣れ実のある研修が出来たと思います。

患者様との会話の中でみなさんがおっしゃっていたのが、”川平法をしてもらってから動かなかった所が動くようになって驚いている”という意見でした。患者様のリハビリに対する意欲が高く積極的に自主訓練を行なっている姿もよく目にしました。

 当院で実際促通訓練を行ってみるとまだまだ未熟さが目立ち、大変不安でありますが今回の研修を経験する事が出来て自分の中の片麻痺に対する考え方に変化があった事は確かだと思います。

今後も、実際患者様に還元出来るように日々精進していきたいと思います。


理学療法士

2週間という短い間ではありましたが、川平教授、その他の先生方

のおかげで、川平法を一通り患者様に実施できるようになりました。

今後は、当院スタッフにフィードバックしていきたいと考えています。

40才近くになり、なかなか実習にも抵抗を感じていましたが、他施設の

リハに対する取り組み、工夫などを体験することができ、大変有意義に過ごす

ことができました。


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