霧島リハビリテーションセンターでは84名、宮崎では50名、那覇では83名、鹿屋では75名の参加がありました。受講者は、医師・看護婦・ケアワーカー・PT/OTといった病院職員や学生、家庭内介護者と職種・年齢も様々で、高齢者のケア・リハビリテーションに対するニーズの大きさが伺われました。
第1日(7月13日13時〜17時)は、田中信行教授の開講挨拶に続いて、講義「リハビリテーション概論〜老人の心と体の特徴〜」引き続いて川平和美助教授の講義「脳卒中片麻痺の神経生理とリハビリテーション」10分の休憩を挟んで日吉俊紀講師の講義「脳卒中合併症の予防と対策」最後に川津学助手の講義「失語・失認・失行・痴呆のリハビリテーション」と、4時間講義を行いました。
講義内容は広範囲に渡るもので、かつ専門的な知識も含まれていましたが、熱心な受講者が多く、終了後も講師をつかまえて質問する風景が見られました。
受講者からの質問については、後日、介護のワンポイントレッスン「介護の誤解?」に掲載する予定です。
2日目午前中は、堀切豊助手の講義「骨関節疾患のリハビリテーション〜杖・自助具・動作〜」上土橋浩助手の講義「地域リハビリテーションについて〜病院施設のケアと在宅ケア〜」鎌田克也作業療法士の講義「脳卒中の作業療法〜家屋改造〜」リハセンター看護部の講義「脳卒中のリハビリテーション看護〜ADL自立訓練と家族指導〜」川平和美助教授の講義「高齢者・障害者の性」があり、午後からは、リハセンター看護部の実技指導「脳卒中の在宅ケアと看護〜ADLの実際・実技指導〜」が行われ、
最後にはリハセンターPTの実技指導「脳卒中の運動訓練〜実技指導〜」が行われ、受講者全員が関節可動域訓練、起居移乗動作訓練などを体験し、汗を流していました。
その後の質疑応答では活発な質問が飛び交い、田中教授から修了証書が授与され、1996年度大学公開講座「老人の看護とリハビリテーション」第1回の全日程を終了しました。
修了証書を手にした受講者の方々。2日間で10時間の日程、お疲れさまでした。