全国医学生・研修医 リハビリテーションセミナー

過去の参加者感想:


H23年夏期リハセミナー(鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター)に参加して


医学部4年生

私は、愛知県の医学科4年生ですが、鹿児島に行く予定があり、当大学の掲示板に貼り出してあったリハビリ実習のポスターを思い出し、当大学のリハ講座より鹿児島大学のリハ講座に連絡を取ってもらい、急遽、実習に参加させて頂けることになりました。7月29日午後〜30日午前という短い実習にも関わらず、快くお引き受け下さいました。
霧島リハビリテーションセンターでは、施設内の見学に始まり、リハビリの装置や手技に至るまで、川平先生が直々に教えて下さいました。温泉を利用したリハビリはどのようなことをするのだろうと以前から興味を持っていたのですが、回廊式浴槽では、医師や療法士の方の指導のもと、患者様は、週に2回程20〜30分体を動かします。浮力を利用しているので関節に負担がかからない上に、呼吸機能や運動不足の改善など様々な効用があることを知りました。また、促通反復療法を教えて頂き、実際患者様に施術させて頂きましたが、初めてでなかなか上手にできませんでした。先生や療法士の方々の手技は実に巧妙で、療法前よりも患者様の手足の動く範囲が目に見えて広がり、患者様の失われた機能の修復にとても効果をもたらすことを改めて認識し、感動しました。麻痺した手足を患者様が動かそうと意識し、治療者が刺激を与えることでその動きを助けてそれを繰り返すことで、目標とする動作の神経回路が再建・強化すると伺いました。何回も繰り返すことが大切なため、リハセンターでは、医療者だけでなく患者様のご家族もその手技を学ぶことで治療に参加されていました。川平先生が一人一人時間をかけて患者様を診療し、そのご家族や担当療法士の方とも丁寧にお話しされている姿や、先生が療法をされている際に、適切な指導を行いながら患者様を励まされている姿を拝見し、先生の温かい心が伝わってきました。また、医療者・患者様・ご家族がトレーニング室でリハビリをされている姿を拝見し、医療者と患者様・ご家族との距離が近く、連携のとれたチーム医療の素晴らしさを感じました。真摯で明るい医療スタッフの声掛けや霧島の豊かな自然も患者様のリハビリを頑張る意欲の後押しとなっていると思いました。
研究においては、無作為対照試験で促通反復療法は机の上の小さな棒をつまんだり放したりする訓練と比べて、1か月で2倍の改善効果が認められています。また、半身不随の患者様が訓練装置を利用して、麻痺した手を上下に動かしてボタンを押す動作時の筋肉の動きなどのデータを蓄積し、より良いリハビリになるよう模索改善されている様子を拝見し、医療者としてのあるべき姿を見させていただきました。
 三重県に住んでいる私の祖父も昨年、腰椎圧迫骨折で2カ月間リハビリをして頂き、歩行器使用から以前の生活レベルに戻ることができ、本人も家族も本当に歓喜しました。この時に、リハビリの有用性を身を以って認識しました。
 今回、短期間にも関わらず、実習をさせて頂き、本当にありがとうございました。また、夕食会や「そうめん流し」を設定して他の先生方や実習に来られた療法士の方との交流の場を作って頂き感謝しています。

 今回の実習で教わったリハマインドを肝に銘じ、大学での勉強を頑張り、ここでいただいたご縁を大切に人の輪も繋げていきたいと思っています

H21年夏期リハセミナー(鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター)に参加して


医学部5年生

 

今振り返ってみて、参加してよかったと心から思います。

 特に印象に残っているのは、最終日のカンファレンスと回診です。カンファレンスでは、
「どういうことを問題にして何をゴールにリハを進めていくのか」という流れが分かり、
とても勉強になりました。リハ医の先生が多くおられるためか、先生同士のディスカッションも
盛んで、そこが他の大学にはなかなかないところであり、鹿児島大学の強みだと思います。
回診では、教授が一人一人の患者さんを時間をかけて診察されていて、驚きました。

 また、実際に患者さんに接することができたおかげで、片麻痺がどういう状態かをしっかりと
イメージすることができるようになりました。ただ、私が勉強不足なせいで、患者さん
一人一人の疾患と、どうして麻痺がおこるのかがうまくつながらず、今の教科書的な勉強を
もっとしっかりしようと改めて思いました。

 他のセミナー参加者と知り合えたことも、刺激になりました。特にリハ医を目指している
という他大学の学生さんとの出会いは、私にとっては、とても大きな財産になったと感じています。
彼女は、自分の意見がはっきりしていて、リハ医になるために今できることをしっかりやっていて、
とても尊敬しています。私も彼女に追いつけるよう、がんばりたいと思います。

 セミナーを通して、教授をはじめとして、多くの先生方には大変お世話になりました。
セミナーの勉強だけでなく、温泉や食事、”そうめん流し”に連れて行っていただいたりと、
楽しい思い出もたくさんできました。また、そのような勉強以外の時間に、先生方とお話を
することで、リハに対する思いも強まったと思います。

4日間本当にありがとうございました。

 


医学部5年生

 実習内容もとても充実していて、「脳卒中リハ」の世界への入り口に足を踏み入れることができ、
これからのリハ医のキャリアの大きな前進となりました。川平法を教授自らが手とり足とり指導して
下さり、初めてPTの仕事の一端に触れられたとともに、流れるような動きと論理的でムダのない
その「促通」を知ることが出来たことは目からウロコが落ちる思いでした。これらの教えを
実践される優秀なPT、OT、Nurseの皆様のお姿は、「あるべきリハビリテーション医療チームの
理想像だ」と強く感銘を受けました。

 この4日間で得られた濃密なご指導、体験は、私の5年ばかりの医学生生活の中で一番刺激的でした。

 


H20年春期リハセミナー(鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンター)に参加して

 


医学部5年生

 

今回霧島リハビリテーションセンターに伺ったのは、2月にNHKで二日間にわた って放送された特集番組「闘うリハビリ」を見て、リハビリテーションについ て関心を持ったことに始まります。そこで大学の掲示板でいつも目にしていた 霧島での夏期セミナーのポスターを思い出し、季節は春にも関わらず、無理を 言って勉強する機会をつくって頂きました。

当日は施設内の見学に始まり、手技・装具の説明、機能診の見学、嚥下ビデオ X線透視検査の説明など盛りだくさんの内容でした。それまでのリハビリテー ションに対する印象は非常に漠然としたものだったのですが、実際に現場で勉 強させていただく中で、小児から高齢の方まであらゆる年齢層を対象とし、対 象疾患も整形外科疾患、脳卒中、心疾患、呼吸器疾患、神経疾患、感覚器障 害、精神疾患など、非常に多岐にわたることが分かりました。また、それまで は安静が重要だと考えていた状況でも、積極的にリハビリを開始していくこと が重要だと分かり非常に驚きました。

治療が奏効して命が助かったにも関わらず、その後の日常生活に不自由を感じ て過ごしていらっしゃる患者さんは数多くいらっしゃいます。臓器、疾患だけ でなく、全身、そして人を相手にし、日常生活をどう送っていくかということ を目標にしているリハビリテーションの在り方は、「全人的医療」を本当の意 味で実践していると感じました。

鹿児島大学の学生の皆さんは臨床実習で霧島リハビリテーションセンタ−に 2週間滞在するとのことで、うらやましい限りです。私の大学ではリハビリテ ーションに関する講義・実習はほとんどありません。学生時代からリハビリテ ーションに触れる機会がもっと増えるとよいのですが。4月から始まる臨床実 習にリハビリテーションの視点を意識して臨めば、より充実した実習になると 感じています。並行して勉強していきたいと思っています。

お忙しい時期にも関わらず、今回勉強させて頂く機会を作ってくださった先生 方やスタッフの皆様に大変感謝しています。本当にありがとうございました。


H19年医学生夏期リハセミナー(鹿児島大学病院 霧島リハビリテーションセンター)に参加して


K大医学科4年生

 

 私は、8月4日から7日まで3泊4日の日程で、鹿児島大学病院 霧島リハビリテーションセンターで開催された夏期リハビリテーションセミナーに参加しました。参加動機は、大学の機能修復系講義を受講した直後ということもあり、実習と復習を兼ねた良い学習機会だと思ったからです。

私の父は7年前に交通事故に遭いました。運良く一命をとりとめましたが、頭を強く打ったため、高次脳機能障害が残ってしまいました。失認や失行などの障害が強く、仕事に復帰できないだろうと思われていました。途方にくれていた時、知人から霧島リハビリテーションセンターを紹介してもらい、藁をもつかむ思いで入院させていただきました。M先生やO先生を中心に治療を進めていただき、そのおかげで、父は日常生活に支障が無いほど回復しました。その後、月に一度、外来を受診しながら仕事にも復帰して、今年の3月、無事に定年を迎えることが出来ました。今でも、「霧島リハビリテーションセンターとの出会いがなければ、父はどうなっていただろう・・・」と家族で話すときがあります。父は霧島リハビリテーションセンターで救われました。本当に有難うございました。私は、父の主治医のO先生から「サマーセミナーに参加しない?」と声をかけていただいたとき、「父が救われた場所で今度は自分が学ぶことが出来るのだ・・・」と感動し、二つ返事で今回のサマーセミナーに参加させていただくことにしました。

8月5日(日)は、公開講座「Active aging?リハビリテーションからケアまで?」に参加させていただきました。看護師、保健師、理学・作業療法士、介護士を中心に100人を超える参加者に混ざって、熱気あふれる講座を受講しました。午後からは、良肢位の保持や車椅子への移乗介助などのADL実技指導や、脳卒中のリハビリテーション実技(促通反復療法=川平法)指導を受けました。ADL実技や促通反復療法(川平法)は、とても理にかなった手技でした。解剖を熟知し、神経生理学や筋生理学に基づいて行われる科学的治療法でした。障害部位に余計な負荷をかけず、失われた機能を代償し、早く高いレベルに回復することを目的としていました。参加者は2人組になって実技練習をしましたが、治療者役の人も患者役の人も、促通反復療法(川平法)の流れるような動作と随意筋の協調を無理なく引き出す自他動運動に感動しながら、訓練を受けていました。私は、ADL実技や促通反復療法は初期研修医の必修習得目標に明記されるべきだと思いました。

8月6日(月)は、O先生にご指導いただきながら、半側空間無視の患者さんに、線分抹消テストや線分2等分試験、絵画模写テストをさせていただいたり、脳血管性認知症の患者さんに三宅式記名力テストをさせていただいたりしました。また、それぞれの障害に対して、病態生理に基づいたリハビリテーションが実際にどのように行われているのか、を見学させていただきました。そのほか、神経ブロック治療や嚥下ビデオX線透視検査、電気生理検査なども見学させていただきました。霧島リハビリテーションセンターに入院してくる患者さんの多くは、すでに診断が付いている場合も多いように思われます。だからこそ、リハビリテーション専門医には、たとえば脳卒中合併症のような、それぞれの疾患特有の合併症に対して早期の予測や評価、予防する知識・実行力が求められ、ほかの診療科とは違った検査方法や評価法が用いられることを学びました。

8月7日(火)は、朝8時から新患カンファレンスがありました。それぞれの患者さんの主治医が、問診や診察、検査結果だけでなく、リハビリテーション専門職の方たちとの連携等の治療工夫、時間、頻度、期間、重点項目、注意点、ゴール等について詳細な検討をされていました。私は、各主治医が患者さんのためを思って細かな心配りをしていることを知り、とても感動しました。また、リハビリテーション医療は、医師やナースのみでは対処不可能で、多くのリハ専門職を必要とするチーム医療であることを学びました。

その後、9時から回診が始まりました。川平教授にご指導いただきながら、入院患者さんの病態や病勢を見学させていただきました。私は、ある患者さんの主訴が「また歩けるようになりたい」というのを見て、はっとしました。

私はこれまで、病院見学に行くたびに、脳卒中の患者さんが下肢の伸展痙性のため車椅子移動を強制させられていたり、食事のたびに誤嚥を繰り返すのに予防措置が講じられていなかったりする状況を見てきました。また、褥瘡治療で入院している患者さんが、体位変換と1日2回のラップ療法を受けるだけで、あとは一日中ベッドで寝たきりになっている様子を見てきました。私は、誤嚥を繰り返す患者さんの背中をたたきながら、褥瘡治療のたびに痛くて泣き叫ぶ患者さんを見ながら、「これでいいのか?」と疑問を感じていました。

患者さんは、病気の治療だけでなく、人間としての機能やADL・QOLの向上を求めて来院します。リハビリテーション医療は、病気、生命のみでなく、障害予防、機能再建・強化、機能代償に関しても医学的対応のできる分野なのだと知りました。私は、今まで自分の中でくすぶっていた疑問に対して解答を得たように思いました。そして、将来目指すべき医療の方向性が見えた気がしました。

今回のセミナーを通して、リハビリテーション医学が、主に、障害や加齢性疾患を対象として、急性期治療が終了した直後の亜急性期から、人間回復、社会回復、機能回復をゴールに据えて、積極的に患者さんを担当する分野であることを学びました。大学の基礎臨床統合カリキュラムでは、循環器系、神経系というように、臓器別に学んできたこともあり、全体の関連性が自分の中で整理できていなかった気がします。しかし、今回の体験で、リハビリテーション医学がどの診療科にも必要な内容を包含していることを学びました。そして、全人的医療は、リハビリテーション医学を中心に据えて、その周りに各診療科を置いたサンフラワーモデルのようなシステムで実践できるのかもしれない・・・、と考えるようになりました。

霧島リハビリテーションセンターの先生方は、川平教授を始め、どの先生もとても意欲的でした。パイオニア精神にあふれ、新しい研究に取り組んでいらっしゃいました。下肢伸展痙性の患者さんのために、内反・尖足、槌趾の外科的治療手技を身につけたいと考え、半年間、福岡の病院に研修に行きたいと希望している先生もいらっしゃいました。また、学生指導にも熱心で、リハビリテーション専門医の少ない現状をどうにかして打開したいと真剣に考えていらっしゃいました。霧島リハビリテーションセンター全体としても、一般病棟と回復期病棟に分かれ、稼働率90%以上を達成していました。リハビリテーション専門職の方たちとの連携もスムーズで、総合的なチーム医療が実践されていました。

リハビリテーションは障害の軽減を図るだけでなく、生活の質を高めるためにも欠かせないものです。霧島リハビリテーションセンターは、地域医療の中心を担い、かつ、川平教授がおっしゃっているように、世界のリハビリテーションを変えていく、素晴らしい医療施設だと思います。私も将来、医師として、霧島リハビリテーションセンターのような熱意と思いやりにあふれる病院で働きたいと思いました。

3泊4日と短い間でしたが、先生方をはじめ、リハビリテーション専門職の方、事務の方、ご指導いただき、本当にありがとうございました。

 


F病院研修医

 

私は今年から1年目研修医として臨床現場で勉強しているが、研修病院でリハビリテーション科をローテートした際にセミナーの話を聞き、研修の一環として今回のセミナーに参加させていただいた。

3日間の日程の中でリハビリセンターの日常業務や検査に触れ、又、公開講座にも参加させていただき、脳血管障害後遺症などで四肢の痙性が強い患者に対し効率よく促通させる方法などを学ぶことが出来た。このような促通法は、学生時代にあまりリハビリ科に関わることが無かった自分には新鮮なものであった。そして、このセンターではとにかく患者のベッド上での「安静」期間を減らすことに重点をおいて診療を行っていることにも感銘を受けた。リハビリ科にて研修している中で他の科とは異なると感じた点は、患者が手術直後や特殊治療直後であっても積極的に全身を動かすよう指示がなされていることである。入院して病気は治ったが身体は悪くなって退院していく患者や、病院で新たな疾患を作ってしまう患者は今も多いと思う。現在、栄養管理の点においても、静脈栄養ばかりを漫然と行うより腸を積極的に動かすための経腸栄養を行うことが推奨されているように、治療では人間が本来持っている身体機能を低下させないこと、回復させることが重要であると思う。そして同時に、身体機能だけではなく精神面に対するリハビリもこれからの医療には欠かせないと思った。回復期リハビリの段階にある患者では心理的要素(うつ、不安など)に対する治療がまだまだ浸透していないのが現状で、今後の課題であるということ話も聞くことができ勉強になった。

セミナーを通して、リハビリ科は患者のQOLに重点を置いた総合的な治療を行う科であることを改めて実感出来た。実際の臨床の場面では「リハビリ科」は未だに水準が低い状況にあるかもしれないが、高齢社会の日本にとって(もう日本だけの問題でもないであろうが)、これからは必要な科であることは間違いないと思う。今回、このようなセミナーに参加できたことで多くの気付きがあり、これからの自分の研修において大きく影響してくるであろう良い経験が出来たと思う。臨床現場で役立つ知識を得ることが出来たことはもちろんであるが、先生方のリハビリに対する情熱を近くで感じられて一層勉強になった。そんなセンターの先生方に暖かく迎えていただけた事や仕事の後に用意して下さった様々な楽しい企画に参加出来た事は大変思い出深いものとなった。

センターの先生方やスタッフの皆さん、そしてこのセミナーへの参加を設定してくださった研修病院のリハビリ科の先生方に大変感謝しています。どうもありがとうございました。


H18年医学生夏期リハセミナー(鹿児島大学病院 霧島リハビリテーションセンター)に参加して

医学部1年生

 リハビリテーション医療では多職種によるチームワークが必要です。そしてそのためには、リハビリテーション医の存在が
大きな鍵になります。また、脳卒中のリハビリテーションでは、スタッフ間で統一された治療手技が必要になります。
 鹿児島大学病院霧島リハビリテーションセンターでは、この重要な2点がしっかりと行われていました。
(私は理学療法士をしていましたが、これほどしっかりとリハビリテーション医療を行っている病院は少ないです。)
 現在、リハビリテーション医療の需要が増えている中で、リハ医でなくてもリハの処方を出すことが多くなると考えられます。従ってリハビリテーションとはどういうものかという正しい知識を持つことが、これからの医師には必要なことだと思います。
 この夏期リハビリテーションセミナーでは、本物のリハビリテーション医療を学べます。
 温泉郷の真ん中にリハセンターがあり、宿泊施設も温泉付きです。そして川平教授によるものすごいもてなしも体験できます。
医局の先生方も親切で明るい雰囲気なので全国の医学生のみなさん、是非霧島にいらして下さい。



医学部1年生

 4月に入学したばかりの医学科一年生ですが無理を言ってこの度の夏期リハビリテーションセミナーに参加させていただきました。ヘルパーや看護助手として、デイケア施設や入院病棟で働いた経験があるので、障害やリハビリを身近に感じていたため、とても勉強になりました。霧島リハビリセンターでは沢山の患者さん、PT、OTそれになんといってもドクター達までがリハビリ室でとても長い時間を過ごしている事に驚きました。以前の病院ではリハビリ室で医師を見かける事もめったに無く、患者さん達は数十分のリハビリが終わったら、そそくさとまた自分のベットに戻って一日中過ごすといった姿とはとても大きな差があり、これがリハビリの本来の姿なのだと感激しました。
 デイケアで働いていた時は何らかの理由で入院した利用者さん達が必ずADLが大幅に落ちた状態で退院してくる事実にいつも疑問を感じていたので、「病院が寝たきりを作っている」というリハ医としての言葉、「現在は専門性重視の縦の考え方でリハビリの考え方は横の考え方、みんながリハビリの意識を持って医療を行なえば沢山の患者が救われる」という話など心に響くお話を沢山伺うことができ、とても考えさせられ、勉強になる4日間でした。
 将来離島医療に携わる事を夢見る私にとって、過疎化・高齢化の進む離島での医療はリハビリがとても重要な位置を占めることになると思うので、今回はとても貴重な体験でした。一年生という立場で医学的な事はまだまだわからない事だらけでしたが、リハビリの心を日本全国へ・世界へ発信していくのだという鹿大リハビリテーション科の意気込みを 感じることができました。これから勉強に励み、将来どんな形で医療に携わるにしろ、ここで学んだリハの心を忘れず、 医療を行なっていきたいと思います。
 今回の実習では直接の実習内容とは別に、一緒に過ごしたセミナー受講メンバーがとても個性的で、寝食を共にしたり、 一緒に温泉に行ったりと、裸の付き合いを通してたくさんの話ができ、とても楽しく、あっという間の4日間でした。
この出会いも大切にしたいと思います。もう少し医学的知識をつけて数年後また再度このリハビリセミナーに参加して みたいと思います。高学年では高学年としての新しい発見とたくさんの刺激があると思います。この度はこのような機会を頂き本当にありがとうございました。


H17年医学生夏期リハセミナー(鹿児島大学病院 霧島リハビリテーションセンター)に参加して


医学部6年生

 今回リハビリセミナーに参加しようと思ったのは、大学でのポリクリや
他の病院で実習をしていく中で、リハビリの知識が卒業後に必要な割に
なかなか学生時代には学ぶ機会が少ないと感じていたためでした。自分の
大学にもリハ科はありますが、他大学のリハ科、それもリハビリセンター
を作って行われているリハビリがどう違うのか見てみたいという気持ちも
ありました。
 実際に施設の中を見て回ると、患者さん方の状態に驚きました。きちん
としたリハビリを行うことで、脳卒中後でもかなりの回復が見込めるとい
う話も、実際に目の当たりにしてみると確かにと納得できます。逆に一般
の病院でのリハビリの現状ということも考えさせられました。褥創予防や
廃用予防を行っている姿はどの病院でも目にしますが、ちゃんとした考え
方を持って、計画的・集学的にリハビリを行える病院はやはり少ないと感
じます。鹿児島大学のリハビリセンターは規模も大きく、スタッフの数も
相当数いらっしゃるのでこのような環境で学べる鹿大生がうらやましく思
いました。教授自らが先頭に立ってリハビリ訓練を指導している姿も印象
的です。周囲に自然が多く、教授に川湯や温泉、川泳ぎなどに連れて行っ
て頂いたのもよい思い出になりました。短い期間でしたがありがとうござ
いました。今回の経験を卒業後しっかり生かせるようにリハビリについて
深く勉強して行きたいと思います。


医学部5年生

 私は、今回3泊4日のリハビリセミナーで、リハビリとは何か?リハビリ専門医がどのようなことを行い、患者様との関係を築いているのか、ということを知りたくて参加を希望致しました。
 今回のセミナーで、私の希望以上のものが得られ、本当に感謝しています。
大自然に囲まれた環境もさることながら、スタッフの方々の温かく、熱心な活動で、リハビリの醍醐味を感じられました。出身が鹿児島ということで、将来お世話になることがあるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。


医学部5年生

 先日はお世話になりました。
 施設見学や装具の説明、実際の患者さんを介した症状の説明から、勉強不足な私の質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださり、身に余るご好意、本当にありがとうございました。
 参加は一日だけでしたが、七夕会や飲み会まで参加できたことで他の先生方や職員の方々にもいろいろなお話を聞かせていただくことができましたし、病院内の雰囲気にも魅力を感じました。
 自分の専門を決めるまでにはまだ時間がかかりそうですが、リハの視点や考え方はどの科を廻るときも
視野に入れておきたいです。その視点や考え方もまだまだ勉強不足ですが・・・。
 先日の実習で得たことをこれからも忘れず、活かしていきたいと思います。
後輩にも霧島リハビリテーションセンターのことを紹介していこうと思います。楽しい実習をさせていただき、
本当にありがとうございました。


医学部3年生

 私の今回のリハビリテーションセミナー参加の目的は、ひとつは医学部のリハ講座ではどのようなことを教育、研究されているのかを見せていただくこと、もうひとつは同期編入学の2人にリハビリテーション医学の考えかたに触れてもらうことでした。
 研究では脳回路の修復に対して積極的にアプローチされ、また研究に基づいた考え方でリハビリテーションを実践し、機能改善の可能性に挑戦する姿に感動いたしました。
 教育に関しては、学生が授業を受けることで、どこまでリハビリテーション医学の考え方を臨床に反映できるのか考えました。
 私の大学にはリハビリテーション医療に関する授業がないため、同期2人にとっては、患者さんの障害構造や生活に視点をおいた医療は新鮮であったようです。本当にありがとうございました。
 鹿児島での3日間、本当に楽しく過ごすことができました。ご多忙の中、私たち学生のためにたくさんの先生方が時間を割いていただき、本当にありがとうございました。こころから感謝しております。