ご挨拶

教室の理念

  • "病める人"中心の医療を行う
  • 常に最新の知識と最先端の技術を追い求め、実施に当たっては安全・安心に細心の注意を払う
  • 周辺の医療施設と協力して地域医療に貢献する
  • 人間性豊かで科学的な視野を持ち患者さんに信頼される医師を育てる

患者さんへのメッセージ

井本浩(いもとゆたか)

皆さんこんにちは。
平成22年に教授に就任しました井本 浩(いもと ゆたか)です。私はこの鹿児島の地で多くの優秀な若い人達と一緒に勉強し、手術をし、地域医療に貢献できることを大変嬉しく思っています。

私たちの講座は旧第二外科を母体として心臓血管外科、消化器外科のグループより構成されており、これまでにも多くの優れた外科医を輩出して鹿児島の外科医療を、そして日本の医療を支えてきました。幅広い疾患の診療を行っているわれわれだからこそできるレベルの高い全人的医療を目指します。

これから外科を目指す若い人へのメッセージ

私の専門は心臓血管外科で、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢、疾患を対象にこれまで診療を行って来ました。

今私が思うのは外科医というのは大変やりがいのある仕事だということです。親に聞くと私は3才の頃から「大人になったら医者になる」と言い続けていたようですが、私の持っていた医者のイメージは外科医のそれだったように思います。死に瀕している人、苦しんでいる人を自分の手を使って救うことができる、これに勝る仕事があるでしょうか。何遍生まれ変わってきても私は外科医の仕事がしたいと思っています。

外科手術というものは心臓外科に限らず、頭でするものだ、というのが私の考え方です。つまり、手先の器用さや持って生まれたセンスだけで難しい手術がこなせるわけではなく、さまざまな可能性を考え、起こりうる危険性を予知し、頭の中で繰り返し行った操作を最後の実践の場でシナリオ通りに再現して見せるのが外科手術であると思うのです。そうであるのならば、多少不器用な人でも、また生まれつきのセンスに乏しいような人でも、頭のトレーニング次第で術者として充分なレベルに達することができるはずです。もし手先が不器用だからといった理由で外科医になることをあきらめかけている人がいたら、是非我々と一緒に頭を使ってトレーニングをして優秀な外科医をめざしましょう。

われわれの講座は前に述べたとおり、対象疾患の間口の広いことが特徴の一つです。外科医になると外科専門医の資格を取ることがまず最初の目標になります。これは所属環境によってはかなりハードルが高く、何年たってもなかなか資格が取れないこともあります。その点われわれの講座では対象疾患の幅広さ、外部の関連病院における症例数の豊富さから無理なく取得が可能です。さらに外科のサブスペシャリティーの各分野(心臓血管外科専門医、消化器外科専門医)に進みたいという希望に対しては、大学内および関連病院を含めた修練プログラムがあります(後期外科専修プログラム)。さらに各個人の状況や希望に合わせてこれをオーダーメイドすることも可能ですので、相談の上充実した研修を行っていただきたいと思っています。

外科のスペシャリストとなって鹿児島の外科医療を支え、さらに世界へメッセージを発信する主役はこれから外科を目指そうとするあなたがたです。夢を実現する仕事を我々と一緒にやりましょう。