前期課程の特徴
目的と教育目標
目的
保健学に関する優れた専門知識・技術をもつ高度専門職業人並びに卓越した教育や研究のできる人材及び離島や国際的な保健医療活動の推進・充実に貢献できる人材を育成し、併せて教育研究の成果及び情報を広く提供し、社会に貢献することを目的とする。
教育目標
- 優れた専門知識・技術をもつ高度専門職業人の育成
- 学生の能力開発に効果的な教育や独自の研究ができる人材の育成
- 離島・へき地や地域の保健医療活動の充実、向上に貢献できる人材の育成
- 国際保健医療活動を推進できる人材の育成
組織と得られる学位
領域 | 学位 | 入学定員 |
---|---|---|
看護学 | 修士(看護学) |
22名
|
保健学 | 修士(保健学) |
- 看護学領域の募集人員には、放射線看護専門コース(2名)、島嶼・地域看護学コース(2名)、助産学コース(7名)を含む。
実施の方針〈カリキュラム・ポリシー〉
鹿児島大学大学院保健学研究科博士前期課程は,学位授与の方針に掲げる能力を備えた人材を育成するため,
以下のとおり教育課程を編成のうえ,実施します。
1.進学から学位取得に至るまで系統性のある教育課程の編成
①豊かな人間性と広い視野を獲得できるように大学院全学横断的教育プログラムや,博士前期課程共通
科目によって専門領域以外の様々な人々と共に学べるように編成し,育成します。
②専門領域における基礎的能力を補強するために,専門的学習を促進するために領域共通科目を配置し,
育成します。
③高度専門職業人としての優れた知識・技術を修得し,地域や国際社会における保健医療に関する課題
を解決するための研究力,教育力を獲得できるように専門科目(特論・特別演習・特別研究)を配置
し,育成します。
④他専門領域を理解し,協働できるようになるために,他領域の専門科目を修得できるように編成し,
育成します。
2.目的・目標に応じた方法による教育の実施
学位授与の方針に掲げる能力を育成するために,各科目の目的・目標に応じた方法による教育活動を
行います。
3.厳格な成績評価の実現
各科目において教育・学修目標と評価基準を明確に示し,厳格な成績評価を行います。
学位授与の方針〈ディプロマ・ポリシー〉
鹿児島大学大学院保健学研究科博士前期課程は,全学の学位授与の方針及び保健学研究科の教育目標に
鑑み,以下に示す方針に基づいて,学位を授与します。
博士前期課程においては,以下に挙げる能力を身につけ,所定の単位を修得した者に修士(看護学),
修士(保健学)の学位を授与します。
1.研究倫理を基盤として保健・医療分野における実践的課題を解決するための研究を実施できる能力
2.保健・医療分野における優れた専門的知識と技術を獲得し,実践の質向上に貢献できる能力
3.地域や国際社会の保健・医療分野において,高度専門職業人として果たすべき役割を実践できる能力