3専攻の学生が一緒に実習 - チーム医療論Ⅰ

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鹿児島大学医学部保健学科作業療法学専攻 教員
柳田 信彦

平成28年7月5日,12日に3専攻の1年生120名を対象とした「チーム医療論Ⅰ」の学外実習が鹿児島市の3病院で実施されました。この実習の目的は,早期に医療現場を体験することで対象者の理解を深め,専門職種間の連携を知ることです。

入学後初めての学外実習ということもあり,学生は少し緊張した様子でしたが,病院職員の方々の説明や実際に病棟で患者等とコミュニュケーションを取る中で緊張感も徐々に薄らぎ,医療専門職の卵としての自覚が芽生えてきたようでした。また,実習後半のフィードバックでは,患者さんの気持ちに寄り添えるようになりたい,いろいろな職種の人と連携して患者さんのことを考えて行きたい等の多数の感想が述べられ,多くの気づきと学びを得ることがでた有意義な実習でした。

今後さらに,医療専門職者としての責務と他職種との共働を理解していくために3年生(5期)にチーム医療論Ⅱ,4年生(8期)にチーム医療実習,チーム医療論Ⅲへと繋がって行きます。