<看護学専攻・理学療法学専攻・作業療法学専攻 3専攻合同 チーム医療実習を行いました>
令和6年9月27日~10月4日に看護学専攻・理学療法学専攻・作業療法学専攻の4年生全122名が、4年間の学びの集大成として、チーム医療実習に取り組みました。
今年度は、地域在住の要支援者に必要な医療資源(医学的配慮や環境整備、福祉用具の選定など)を各専門分野の知識を生かして総合的に学ぶ手段として、災害時における要支援者の安全な避難と避難所生活の支援を学ぶことを目的に実施しました。
オリエンテーション実施後、(医)青仁会 池田病院(鹿児島県鹿屋市)より実際の台風・豪雨時の災害対応におけるチーム医療・地域連携の報告、および能登半島地震へのスタッフ派遣の実践報告など、各専門職から自身の専門職としての関わり方、またチーム医療としての多(他)職種連携などを聴講しました。
その後、模擬事例を通して、実際に妊婦体験ジャケットや高齢者体験キット、片麻痺体験キットを着用して自宅を想定した講義室から実際に避難所に指定されている郡元キャンパスの体育館までの避難経路や体育館での避難生活の環境整備などグループワークの成果を発表しました。
残暑厳しい時期に屋外も含めたフィールドワークでしたが、それぞれの専攻で学んだ知識を生かして具体的支援方法についてディスカッション、学びを深めることができました。