「理学療法学専攻」 客観的臨床能力試験(OSCE)を実施しました
理学療法専攻では、2020年度入学した新カリキュラムの学生より3年次に客観的臨床能力試験(OSCE)を実施しています。OSCEとは、医学部および医療系養成校の教育において、学生の臨床能力を客観的に評価するために開発されたものです。実際の臨床場面を想定した模擬患者に対して、医療面接(問診)や検査・測定・評価を行うことで、知識に加えコミュニケーション能力や態度・技能を客観的に評価する試験です。
12月上旬2日間の日程で運動器系疾患、神経系疾患に対するOSCEを実施しました。学内教員と臨床実習指導者(臨床実習でお世話になる医療機関の理学療法士)の先生方にも模擬患者・評価者として参加していただきました。学生は緊張感を持って、模擬患者に対する医療面接(問診)や検査・測定・評価を行いました。授業で学んだ知識・技術を確認するとともに、理学療法士の先生方からは臨床の視点に基づくご指導をいただきました。
学内演習や実技試験とは異なった緊張感をもって、学生は試験に臨みました。日頃、できることが緊張などで本領発揮できない学生もいたりしましたが、このような経験の積み重ねで来年度最終学年次に臨床実習への学びへ繋げていきます。
※解像度をあえて低くして掲載しております