お知らせ

厚生労働省科学研究 難治性疾患等克服研究事業 重症度別治療指針作成に資すHAMの新規バイオマーカー同定と病因細胞を標的とする新規治療法の開発 班班長出雲周二先生により、市民公開講座が行われました。

市民公開講座は23日にアトムの会と日本からHTLVウイルスをなくす会との協賛で行われ、出雲教授よりHAMか鹿児島県では減っているものの全国ではふえつづけていること、全国疫学調査や診療体制の充実、新薬の開発、ゲノム解析を含めて発症危険因子(発症予測、早期発見、早期治療が有用なこと、長期予後改善、地域格差の是正、新薬の開発などが課題になっていることの話しがありました。

また、久保田龍二准教授より、HAMはどのような病気なのか、また長崎大学感染免疫学講座准教授中村龍文先生より、“HAM治療のこれから“という発表をいただきました。

午後からは、アトムの会の皆様や参加の患者の方との率直な意見交換が行われ、診療の改善について話し合われました。様々なステージのHAMの方に対する治療法の開発が重要であることは間違いありません。

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