鹿児島大学医学部では医学科と保健学科の3専攻(看護学・理学療法学・作業療法学)の4年生、それに複数の他大学薬学部5年生も含めた200~300人規模の多職種連携合同授業を実施しています。
医・薬・看・理学・作業の学科混成の学生診療チームが脳卒中やがんの模擬症例の急性期医療、慢性期医療、転院や自宅退院、緩和ケア等について討議や発表を行う5日間連続の集中授業で、授業には模擬患者に対する病状説明や診療計画の立案・発表、医学部教員や鹿児島大学病院の医療専門職を含む他職種模擬カンファレンスの実施、同僚評価などの内容も含まれており、学生も教職員も学科や職種の枠を越え連携しながら授業や運営に一丸となって取り組んでいます。
学生からも「他の職種・学科の思考や価値観を知ることができた」「自身の医療職の役割やさらに学ぶべきことが認識できた」との声が多く、2022年には薬事日報に本授業の取材記事が掲載されました。(記事はこちら)
コロナ禍の影響で過去数年間完全オンライン開催を余儀なくされた時期がありましたが、2024年度より対面授業を再開しています。

多職種連携合同(チーム医療) 授業を実施しました



