鹿児島大学
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科
心身内科学分野および鹿児島大学病院心身医療科

基礎研究

1. 正常マウス

  • マウスの摂食、腸管運動、不安・抑うつ行動、日内リズム、運動、学習などを中心に解析を行っています。

2. 肥満・やせ・悪液質・老化モデルマウス

  • 各種モデルマウスにおいて、食欲・体重調節ペプチドの食行動や情動に及ぼす影響を検討しています。同時に、中枢や末梢におけるペプチドの発現を解析したり、ペプチド受容体のアゴニスト、アンタゴニストを投与し、臨床応用を目指したトランスレーショナルな研究を行っています。

3. 遺伝子組み換えマウス

  • 食欲・体重調節ペプチドを過剰に発現、もしくは、ペプチド或いはその受容体を欠落(ノックアウト)させたマウスの作製及び解析を行っています。

4. ラット

  • ラットの食行動や消化管運動に及ぼす食欲・体重調節ペプチドの影響を解析しています。

5. マーモセット

  • ペプチドを投与したマーモセットの食行動や消化管運動の解析を行い、臨床応用の可能性を検討しています。

6. 漢方

  • 漢方薬の有効性、作用機序をin vitro, ex vivo, in vivoを用いて解析しています。

7. 機能性食品

  • 食品に含まれるビタミン、ミネラル、ペプチド、麹などの有効性、作用機序を解析しています。

◆ 海外共同研究

  • Meguid教授(ニューヨーク州立大学、アメリカ)、Kalra教授(フロリダ大学、アメリカ)、Herzog教授(ガーバン研究所、オーストラリア)、Fetissov教授(ルーアン大学、フランス)、Schwartz教授(コペンハーゲン大学、デンマーク)、Mantovani教授(カリアリ大学、イタリア)、Cheng教授(奇美醫院、台湾)、Chen教授(陽明大学、台湾)、Bowers教授(チューレン大学、アメリカ)、Hofbauer教授(ジューネーブ大学、スイス)、Wimalawansa教授(テキサス大学、アメリカ)、Balasubramaniam教授(シンシナチ大学、アメリカ)、Laviano准教授(サピエンツァ大学、イタリア)、などと国際共同研究を展開しています。