中途入局希望の方へ

他施設の眼科あるいは他科から鹿児島大学眼科に入局した先生も多数活躍しています。 中途入局した先生の声を掲載します。

わが郷土かごんま

平成11年 福岡大学卒        尾辻 太

鹿児島大学眼科医局にお世話になり早半年が過ぎました。勤務初日から穿孔性眼外傷の急患手術がありその後も急患手術が立て続けにあって、『こんな生活が毎日のように続くのだろうか?』と、ちょっと不安に思ったのもだいぶ昔のことのように思えます。今では最初に比べるといろんな意味で(仕事も家庭生活も)慣れてまいりました。

私は眼科医になって今年度で8年目になるのですが、それまでは福岡の病院で勤務していました。地元の甲南高校を卒業後、福岡大学医学部に入学し、同大学を卒業してそのまま福大眼科へ入局いたしました。その間に大学病院、市中病院、開業医の医院で仕事をする経験をさせていただきました。私は医学部に入学した時からずっと思い抱いていることがありました。「いつかは地元鹿児島の人たちのお役に立つことができたら」と。大学入学以来住んできた福岡への愛着、その間にお世話になった福大の先生方への感謝の気持ちも強かったのですが、郷土に対する思いは断ちがたく、その思いは年々強くなってきました。

眼科医として仕事をするようになりたくさんの先生方との出会いもありました。そのなかでも坂本教授との出会いは私にとって衝撃的なものでありました。福岡で開かれたとある会合で坂本教授にお会いした折、なにか勢い?満ちあふれんばかりのオーラ?を感じたのを覚えています。その後、高校の部活動のチームメートであった山下敏史先生や福岡大眼科の先輩であります園田恭志先生からお話を伺い、『今しかない』という思いで鹿児島大眼科へ入局希望をいたしました。坂本教授、医局長の山切先生のご賛同をいただきまして昨年の4月から鹿児島大学眼科で働かせて頂いております。

今はまだ18歳のころ思い抱いていた自分とはかけ離れておりますが、少しずつ確実に成長していけるよう精進していきたいと思っています。

もともと網膜疾患の外科的治療に興味がありました。鹿児島大学眼科は、多くの網膜硝子体手術が行われていますので、ここで基礎からじっくりと研修ができてよかったと思っています。また、色々な大学からの出身者が多いので、中途入局の私でも不利な扱いを受けることなく楽しく過ごしています。

 

中途入局をお考えの先生、歓迎いたします。まずは、ご連絡ください。

連絡先:鹿児島大学医学部眼科 山下 高明(医局長)

Tel:099-275-5402

Mail: op@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp