鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 心臓血管・高血圧内科学

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Department of Cardiovascular Medicine and Hypertension, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Kagoshima University

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外来医長より

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心臓血管内科外来のこの一年(2014年)

外来医長
赤﨑 雄一

本年7月より前任の窪薗琢郎先生から外来医長を引き継ぎました。副外来医長の池田義之先生のサポートをいただきながら従事しております。ここ数年は,外来担当医の人数が年々減っておりましたが,各グループの協力を得て,現在の当科外来は外来・入院担当の枠組みを超えた体制に移行しております。更に本年4月から,従来の一般外来(初診・再診)・術前という枠のみならず,専門外来が本格的に稼働し,各グループの専門外来の充実を図っております。急患を除いては完全予約制での診療を行っておりますので,特に院外の先生にはお手数をお掛けすることがあると思いますが,大学病院の地域連携室のサポートを通じて御紹介していただけたらと思います。

専門外来は,虚血性心疾患・不整脈・心不全・高血圧/動脈硬化・肺高血圧・成人先天性心疾患(心エコーグループ)について,各グループ長を中心として,専門外来を開設しております。特に肺高血圧や成人先天性心疾患は社会的なトピックであり,当科も逸早く対応したことで,現在も患者数が増加の一途を辿っております。他のグループに関しても,昨年以降,関連病院やOBの先生のみならず,OBでない先生にも,御紹介していただくことが増えてまいりました。これも一重に,病診連携の会や教育連携協議会を通じることで,鹿児島で循環器疾患に携わる多くの先生の価値観の共有ができつつあることが根底にあるのではないかと思います。一般外来・術前枠については,不整脈グループから奥井英樹先生,高血圧グループから宮内孝浩先生,心エコーグループから茶圓秀人先生,これまで同様に嘉川亜希子先生,溝口悦子先生,また新戦力として川添真理子先生の力を借りて行っております。

内科外来看護スタッフは,恒吉外来師長のもと,上野副師長に加え,山衛守看護師,花田看護師,武元看護師に当科の担当をしていただいております。いずれの看護師さんもフットワークがよく,非常にスムーズに診療ができております。外来クラークさんにも,これまで同様に,大変お世話になっています。

臨床検査部門は,特に生理検査部門については,心エコー,頸動脈エコー,腎動脈エコー,末梢動脈・静脈エコーなど多岐にわたり検査を行っております。緊急の症例や往診も多数引き受けていただいており,これまでの伝統を引き継いだまま,非常に高いレベルで当科の診療を支えて頂いております。心筋シンチにおいては,引き続き木原浩一先生にお手伝いして頂いておりますが,検査のニーズに応え,以前よりも検査枠を拡大しております。また当院には,冠動脈CT(320列マルチスライス)・MRI(3テスラ)・PET/CTなどの最新機器が導入されております。これらの検査についても,日々の診療で必要な症例がありましたら,是非御紹介いただき御活用下さい。

大学病院は,よく診療・教育・研究と言われますが,これらは各々では成り立ちません。様々な症例を紹介していただいて診療を行うことは,私達や研修医の診療レベルの向上および学生教育に結びついており,更に日々の疑問が研究へと繋がるものと思います。当科のモットーにもあります,顔の見える医療・循環器医療での最後の砦としての医療を提供し,鹿児島の循環器診療を支えるために努力を重ねて参りますので,今後も御指導・御協力をよろしくお願い申し上げます。

外来集合写真

外来患者様疾患内訳(2013年11月~2014年10月)

外来患者総数 2,502名

循環器疾患 2,482名(99%)

心臓弁膜症 32%
虚血性心疾患 14%
不整脈 15%
高血圧症 9%
肺高血圧症 4%
末梢血管疾患 8%
心不全 5%
心筋症 4%
先天性心疾患 4%
脂質異常症 2%
その他 2%

女性外来 20名(1%)