| 血漿由来物質(血漿プロテアーゼ)
血漿プロテアーゼの一連の反応はハーゲマン(Hageman)因子(内因性凝固第]U因子)から始まります。ハーゲマン因子は肝臓で合成されるタンパク質です。膠原線維や基底膜、活性化された血小板(内皮細胞が障害された部位にある)に出会うまでは、血中に不活性の形で存在します。]U因子は]Uaになって活動性のあるセリン中心を露出し、多種のタンパク基質を分解してキニン系と血液凝固系を活性化します。
]Ua因子は凝固系を活性化すると同時に線溶系(フィブリン分子を分解する)も活性化します。凝固過程のつりあいを精妙に調節しています。 プラスミノーゲンアクチベータ−(内皮細胞、白血球などから放出される)はプラスミノーゲンを分解します。プラスミノーゲンからできたプラスミンは多機能のプロテアーゼであり、フィブリンを分解します。フィブリン分解産物は血管透過性を亢進させます。 プラスミンは補体C3コンポーネントをC3aに分解し、その結果、血管拡張、透過性亢進が起こります。補体活性化経路については次に述べます。 キニン系が活性化されると、キニン前駆体の高分子量キニーゲン(HMWK)から最終的にブラジキニンが作られます。ブラジキニンはヒスタミンと同様に細動脈拡張、細静脈透過性亢進、血管以外の平滑筋(気管支平滑筋)の収縮を起こします。ブラジキニンは血漿や組織にあるキニナーゼによって不活化されます。
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| (シェーマ参照) | |
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