漏斗胸に対するナス手術

  • 斗胸について
    外観上、胸の真ん中からみぞおちにかけて陥凹している状態です(図)。
    生まれた時から陥凹のある子もいれば、後になって陥凹が次第に明らかになってくる子もいます.
    漏斗胸は家族内発生があり、ある程度の遺伝性があります。

  • 手術適応について
    心肺機能に影響がほとんどないため、漏斗胸の手術適応の決定は外見上の異常を本人がどれくらい気にするかが一番大きな要因です。
    小学生になると、次第に共同生活の中で周りから指摘される機会が増えてくるため気になってくることがあります。

  • 手術方法(ナス法)について(図)
    チタン製のバーを胸腔鏡(カメラ)で観察しながら、胸腔内へ挿入し、胸骨の最陥凹部を持ち上げて胸骨を矯正します。



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