理学療法学専攻学生主体「就職フォーラム」を実施しました
学友会の助成を受け、令和1(2019)年11月12日(火)に第11回目の理学療法学専攻学生主体「就職フォーラム」を実施しました。鹿児島大学医学部保健学科理学療法学専攻を卒業した先輩をお呼びし、
・理学療法士として働くってどんな感じ?
・なぜ、その分野を選択したのか?
(理学療法士も、専門化してきており様々な分野での就職があります)
・学生時代は、どのような感じだったか?
・今だから言える在学中の裏話?
・後輩へのメッセージ
等、先輩という身近な存在であるからこそ、「言える・聞ける」場を、年に1回設けています。
今年は、鹿児島大学卒業後、臨床の病院で小児分野や大学病院で内部障害や癌のリハビリテーションに従事し、2017年より2年間青年海外協力隊としてタイのコンケン県 東北部労災リハビリテーションセンターに理学療法士として活動された5期生卒業の徳田譲二さんをお招きしました。
まず、日本の医療制度が当たり前ではないこと、私たち理学療法士は医療ばかりではなく福祉面も考慮しながらアプローチしなければなりませんが、社会制度や経済面、文化的価値観の相違、住環境など、多岐に渡り「私たちの当たり前が当たり前ではないこと」を多くの写真と動画を用いて説明してくれました。
また、在学生からも、進路のこと、就職環境等、疑問に思うけど日頃なかなか聞けないことの質問が多数ありました。
全国各地でそれぞれ活躍している卒業生。卒業してしまうと、それぞれの地で離ればなれになり、なかなか先輩から話を聞ける機会は少ないですが、このような機会を設けることにより、より「理学療法士」になるイメージが具体化してくるのではないでしょうか。
理学療法学専攻では、このように定期的に卒業生と在学生との交流の機会を設けています。1学年20名だからこその「横の繋がり・縦の繋がり」大切にしていきたいです。
(企画した学生代表からの感想)
今回の就職フォーラムでは、海外で活躍されていた徳田壤二さんに講義を担当していただきました。理学療法士として、日本で働くとことと、タイで働くことの違いや、その国の状況の違い、やりがいなど授業や実習ではお聞きすることが出来ないようなお話を聞くことが出来ました。この講義を聞いて、今まで知らなかったそれぞれの国の状況における医療のことについて知ることができ、様々なことについて考える良いきっかけなったと思います。そして、これからについて考えさせられる内容であったと思います。この講義を生かして、これからの進路に活かしていきたいと思います。
19期生:池田 隆太郎
第10回目の開催報告
平成31(2019)年2月10日(日)理学療法学専攻学生主体「就職フォーラム」を実施しました。
今年は、学生の中でも進路人気N0.1である「スポーツ理学療法」の分野で活躍されている13期生卒業の堤省吾さんをお招きしました。
大学卒業後は、大学院へ進学し、スポーツ理学療法についての研究を学ばれた後、現在は横浜市医科学スポーツセンターで理学療法士として臨床現場で活躍されている堤さん。
なぜ、卒業後就職ではなく大学院に進学したのか、大学院での研究内容、現在の仕事内容、力を入れていること、学生時代のこと、後輩へのメッセージ、とても熱い想いを語っていただきました。
(企画した学生代表からの感想)
今回の就職フォーラムでは、スポーツの分野で活躍されている堤省吾先生に講義を担当していただきました。大学院時代でのスポーツ医学への関わり方、就職してからのスポーツ医学への関わり方など、大学生が気になっているけれども知る機会の少ないお話を生で聞くことができました。受講した学生たちからは、卒業後の進路について視野が広がったと好評でした。今回はスポーツ医学についてのお話がメインでしたが、他の分野にも通ずる部分があり、私たちも自分自身と重ねて、卒業後のイメージが少なからず固まったように思います。
18期生:越智 昌浩