2023(令和5)年度 チーム医療論Ⅱにおいて感染症医療人材養成事業を実施

 

 医学部は、令和3年度に文科省の「感染症医療人材養成事業」に採択され、令和5年度は3年目となります。

 保健学科は、3専攻3年生の「チーム医療論Ⅱ」で令和5年6月~7月に実施しました。

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 目的は、昨年度に引き続き、「臨床や地域の現場において感染症発生時に即座に感染拡大予防策ができる医療職の育成」「チーム医療の中で感染の予防と管理を推進するためのリーダー的役割を担える人材育成」としました。

 4コマを講義とし、感染症の専門家から日本および鹿児島県の動向、その他、COVID-19に対するメンタルヘルス、離島を含めたクラスター対応、COVID-19 の治療や看取りの実際、保健師の役割とリスクコミュニケーション、看護学と仏学の連携、リハビリテーションにおける感染対策等を教授しました。

 また、4コマを演習として、個人防護具(PPE)の着脱、手指衛生、PCR検査の概要と実際、感染防止対策の促進を図るグループワークを行いました。写真は、演習要項と演習風景です。また、感染防止対策の促進を図るグループワークでは、医療従事者を目指すものとして、患者・家族、大学院生、一般市民が適切に感染防止対策を励行できるように教育動画を各グループで作成しました。学生が作成した優秀動画を掲載します。

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優秀動画(30グループの中から選ばれました)(クリックすると動画を見ることができます)

mov★子供がいる家庭向けの感染予防ビデオ (16G)

mov★中高生向け正しい手洗いビデオ (14G)