2021年度 チーム医療論Ⅱにおいて感染症医療人材養成事業を実施
医学部(医学科・保健学科)は、文科省の2021年度「感染症医療人材養成事業」に採択されました。
文部科学省 外部リンク〔https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/iryou/1386945_00002.htm〕
保健学科は、看護学専攻・理学療法学専攻・作業療法学専攻の3専攻3年生の「チーム医療論Ⅱ」で2021年6月~7月の日程で全8コマ実施しました。
「臨床や地域の現場において感染症発生時に即座に感染拡大予防策ができる医療職の育成」「チーム医療の中で感染の予防と管理を推進するためのリーダー的役割を担える人材育成」を保健学科の事業の目的としました。
全8コマのうち4コマを講義とし、WHO西太平洋地域事務局のリスク管理担当者からCOVID-19 の世界の動向、鹿児島県の感染症専門家から県の動向、その他、COVID-19に対するメンタルヘルス、離島を含めたクラスター対応、COVID-19 の治療や看取りの実際、保健師の役割とリスクコミュニケーション、看護学と仏学の連携等を教授しました。
また、4コマを演習として、個人防護具の着脱、手指衛生、PCR検査の概要と実際、ゾーニングを考えるグループワークを行いました。
写真は、演習効果を高めるために作成した演習要項と演習風景です。